Bon Jovi(ボン・ジョビ)と言えば、今(2020年)で50代以上には超有名なバンドですね。男性5人組のバンドです。
リーダーのジョン・ボン・ジョビはかっこ良かったので、1990年代は、女性からも人気のあったバンドでした。
彼らは、1984年デビューしますが、本国である米ではいまひとつヒットせず、日本でヒットを飛ばします。
ドラマ『乳兄弟』(1985年)の主題歌を、シンガーである麻倉未稀がカバーしヒットします。
まず、これの『乳兄弟』の主題歌であるBon Joviのオリジナルをお聞きください。
1.Runaway(ランナウェイ 邦題は「夜明けのランナウェイ」) 1984年
この頃、ジョン・ボン・ジョビは22歳でまだ尖った感じがします。当時、日本での洋楽ファンの中でもスマッシュヒットとなります。後年、ジョン曰く「日本は、まだ売れない時期に僕たちを助けてくれた。」と後日、述懐しています。
このシングルのはいったアルバム(『Runway』)の次に、2作目「7800°Fahrenheit」(7800度 ファオーレンハイト)を発表し、日本でもオリコン5位まで上がります。
ですが、相変わらず母国の米や英ではあまり売れなかったようです。
3作目の「Slippery When Wet」(スリップリー・ホエン・ウェット)が全世界で爆発的にヒットします。その中から、ビルボードNo.1にもなった曲を紹介します。
2.Livin’ On A Player(リビング・オン・ア・プレイヤー) 1986年
始まりの部分がかっこいいですよね。この曲を聞くと、今(2024年)、「前奏は要らない」という若者も取り込めそうです。
これを火切に、どんどんヒット曲を出していきます。
3.You Give Love A Bad Name(ユウ・ギブ・ラブ・ア・バッド・ネーム) 1984年
上の3つの曲は、ロックですね。ヘビメタまでいかないポップとロックの融和が彼らの特色となっています。次にあげるのはバラードの曲です。
4.Never Say Good Bye(ネバー・セイ・グッバイ) 1984年
この曲もジョンのボーカルとあって、しっとりする曲ですね。
Bon Joviは、この後の活躍するのですが、最初に聞くのなら彼らのベストアルバム『グレイテスト・ヒッツ -アルティメット・コレクション』が良いでしょう。(Never Say Good Bye以外の曲は全部入っています。)
ボーカルのジョン・ボン・ジョビは、無類の日本好きとして知られ、大ヒットアルバム「Slippery When Wet」の発売前に日本でこけら落としのコンサートを行っています。この事は、やがて全世界で大ヒットするアルバムの最初のコンサートの国を日本としたのです。
また、1995年阪神淡路大震災の時は、コンサートチケットの一部を寄付したり、2011年東日本大震災の後のチャリティーコンサートのため、来日しています。
興味のある方は、ベストから聞いて、徐々にレンタルCDや図書館で借りるのも良いのではないでしょうか。
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