Van Halen(ヴァン・ヘイレン)は、1978年から活動している米のハードロック・バンドです。ヴァン・ヘイレンは、エディ・ヴァン・ヘイレンとアレックス・ヴァン・ヘイレンの兄弟を中心に活動します。彼らの特徴としては、ボーカルの入れ替えが頻繁にあったということです。
まずは、ボーカルがデヴッド・リー・ロスだった事の代表作2曲をお聞きください。
1.JUMP(ジャンプ) 1983年
とても有名な曲なので、知ってる人も多いと思います。この曲で初の全米No.1を獲得します。ボーカルのでデビッドは、茶目っ気たっぷりで日本でも大人気になります。
2.Panama(パナマ)1984年
時代を感じさせるビデオですが、見てて楽しいですよね。この頃より世界的なヒットを飛ばしていきます。人気絶頂の中、ボーカルのデビッド・リー・ロスが突然、脱退してしまいます。理由は、ヴァン兄弟との確執でした。当時の私も音楽情報誌を読んでたのですが、ヴァン兄弟はインタビューで、デビッドの事をこき下ろします。当時の世相としては、彼の日常の振る舞いから「デビッドがわがまま」だったのではないかと評価される事が多かった様に思います。そしてデビッド脱退後、サミー・ヘイガーがボーカルとして加入します。サミーがボーカルとして歌った最初の歌をお聞きください。
3.Why Can’t This Be Love(ホワイ・キャン・ディス・ビー・ラブ) 1986年
今聞いても、かっこいい歌ですね。サミー・ヘイガーはギターの名手としても知られおり、映像を見てもらえばわかると思いますが、ステージで歌いながら、見事なギターの腕を見せてくれます。
私事ですが、「デビッドが抜けたヴァン・ヘイレンなんて、聞きたくない」と思ってましたが、それを払拭する位、サミーのボーカルとギターはすごかったと記憶しています。
4.Dreams(ドリームス) 1986年
映像は、1995年の東京でのライブをチョイスしています。ヴァン・ヘイレンはハードな歌だけでなく、この様なしっとりした曲を歌うのが彼らの魅力であったと思います。
その後もアルバムを多数出しますが、サミーが1996年脱退して、ボーカルが変わります(後任は、ゲイリー・シェローン)。その後、休止期間があって、2004年にまたサミーがボーカルに戻りますが、サミーとエディ・ヴァン・ヘイレンの確執から、すぐ脱退します。
最初のボーカルであったデビッド・リー・ロスは「わがままだから脱退したという評判」は、「うーん」と唸らざる得ないですね・・・(真実の程は、わかりませんが)。
そして、2007年には、そのデビッド・リー・ロスがまた復帰します。2020年にエディ・バン・ヘイレンが死去しました。現在、活動停止と公式発表していませんが、事実上、停止となっています。
彼らの曲(上記4曲を含む)を聞くなら、ベストアルバムが良いでしょう。
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